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染め付け初級コースに行ってきました
昨日,今日の2日間,瀬戸の窯業専門校で行われた染め付けの講習会に参加しました。
『染め付け』の知識と言ったら 白い生地に呉須の濃淡で模様を描き,透明釉を掛けたもの。 有田焼が有名。。。 程度の知識しかありません。 まずは。持ち物で引っかかりました。 面相筆ーこれは持っています。線描きするときに使います。 だみ筆ー呉須を薄く溶いた「だみ」を塗る筆。でも,どの様に使うか解らない。 取り敢えず,安いだみ筆を買いました。 付立筆ー初めて聞く名前だ!ハンズでも売って無いし,たまたま通りかっかった画材店で見つけ買いました。安い筆でも1600円以上しました。 初日,講師に筆を見てもらうと,だみ筆も違うし,付立筆は水彩画用のもので陶芸用のものでは無いとのこと。ガックリ(T.T) 学校の筆を借りることになりました。 いよいよ講習が始まります。定員10名でしたが,参加者は11名。 ほとんどの方が養成校卒業生でした。 二日間では染め付けを学ぶのにはとても時間が足りないのですが, 付立筆の使い方,骨描きとだみを塗ることを主に実習しました。 付立筆の使い方には大まかに直筆と側筆があります。 側筆は片側に濃い部分が出来る使い方で,グラデーションが付くことで立体感が出ます。 この側筆が染め付けには大切なテクニックです。 綺麗なレンズ型に描けるように練習。。 これは見本です。 こんなに綺麗なレンズ型に描けません。 すでにここで引っかかってしまいました(T.T) まだ1日目の午前中なのに。 このテクニックを使うといろいろなものが描けます。 これは 葉 側筆は筆の穂先の向きが進行方向より左側に向きます。 その為,進行方向に従って,筆の持ち方も変わり 慣れないと頭で考えながら筆を運ぶ結果になって筆さばきが上手くいきません。 もう練習あるのみ! 次は紅葉 4回の筆運びで描けるなんて! これを組み合わせると。。 椿 これはコピーなので濃淡がハッキリしていませんが, 目の前ですらすら描かれる絵にため息をつくばかりでした。 二日目は面相筆とだみ筆で実習です。 骨描きした上にだみを塗る練習をしている机の上。 右上の筆洗の上にある太い筆がだみ筆です。 だみ塗りって筆で塗ると思っていたのですが, もちろんだみ筆を使うのですが, 筆先は生地に触れないように塗るんですね。 絵の具の水分の膨らみを筆先で引っ張っていくんです。 お皿の下に塗った部分は講師,上は私 同じ濃さで骨描きに触れないようにだみを塗っています。 骨描きからはみ出ないように生地を傾け,だみ筆も傾きにより呉須が垂れるので両手の協調性が必要です。 暫く練習した後,最後に作品にするお皿を描きました。 経験のある方達は複雑な模様でしたが,初心者は七宝模様です。 これはアタリ無しに描く方法を教えて頂きました。 ちなみにロクロ線は講師に描いて貰いました(笑) 私はこんなに綺麗に描けません! だみを塗って出来上がり。 どんな風に焼き上がってくるか楽しみです。 実際に習ってみて初めて染め付けの難しさ,面白さ そして,どんな描き方が上手なのかが少し判りました。 これからは染め付けの焼き物を見る目も変わってきそうです。 瀬戸の近くに住んで良かった!良い勉強が出来た二日間でした。
by abc-kei-abc
| 2007-06-10 23:06
| いろいろ。。。
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